感動の夏休みを

最近すっかり涙もろい数学教師
#ちょっとした瞬間に涙目になる
#でも生徒の前では泣きたくない
#その謎のプライドが格好悪い

どこで感動するか

ネット契約の見放題のお陰で、ドラマや映画
そしてアニメなどのイッキ見ができるようになりました。
昔でいう、漫画を友達から借りてイッキ読みする感覚と似ているような気がします。

漫画でのイッキ読みで覚えているのが、
浦沢直樹の「MONSTER」
少し怖いところもある漫画ですが、
面白くて、夜な夜な読んだことを思い出します。
#睡眠時間を削って

同じ感覚でアニメのイッキ見もしました。
「バナナフィッシュ」と「ヴィンランド・サガ」は
大人になって夢中で観たことを覚えています。
大人になってやったら、誰も叱ってくれないので、
時と場合を選ばなければいけない責任があります。

夢中になれることの良さは前に話したと思います。
でも、その夢中が受け身であることは、
あまり将来にはつながらないので注意しなければいけないと思っています。

要はインプットかアウトプットの違いです。

夢中になれる時間がアウトプットならば、
将来につながるし、
インプット(受け身)の状態であれば、
それはあまり将来にはつながりにくいと思います。

私はあの夢中になったアニメに対してインプット型でした。
その罪悪感を消すために、今日アウトプットしようと思っている訳です。
#あの頃の自分を挽回します。

最近、夢中になってみているアニメは「ハイキュー」です。
このアニメの良いところは主人公以外のキャラクターに対して、
しっかりと背景が描かれているところにあると思っています。

私はシーズン1で3回泣きました。
まず、1話目。
主人公が3年間ひとりで過ごした陰の努力。
#何のこっちゃ
そして、エースが挫折を経て帰ってくる練習試合。
#だから何のこっちゃ
最後に1回戦で負けた対戦相手への感情移入
#勝手に浸るな

大人になると涙もろくなるといいます。
たぶん、人生経験をある程度すると
当時の自分と重ね、勝手に感情移入し、
オウンゴールの涙に繋がるのだと思います。

アニメ以外の例を用いるのならば、箱根駅伝。
学生時代、親がよく観ていたけど理解できませんでした。
なんでずっと変わらない映像を観ているのだろうと。
#過去の自分が恥ずかしい

でも今、39歳数学教師は、箱根駅伝にくぎ付けです。
往路復路、両日観ちゃいます。
この人はどれだけの努力をして走っているのかって
勝手に感情移入してしまうからです。

感動できる瞬間が多くなってきたのは、
よいことでもあり、寂しく思うこともあります。
なぜ寂しく思うかというと、
自分がそのステージに立てなくなったことを認めてしまっているような気がするからです。
今も現役で、そのステージに立っている人は、
苦しかったり、辛かったり、悔しかったり、
乗り越えようとしたり、嬉しかったり
喜んだりしているわけです。

歳を取るともう一度、そのステージに立つには、
かなりしんどい訳です。

でもいつでもピカピカでいたいし、
毎日楽しく、目を輝かせていたい訳です。

なので、夏休みは自己研鑽いたします。
生徒の前で格好いい大人でいたいから。
だから自分で宿題を出すわけです。
#大人はしんどいね~

お互い何かに打ち込む感動の夏休みを送りましょう~
#負けねーぞ、自分に!

読んでくださった方の人生がいつまで輝き続けますに。

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