中学2年数学授業_文字式「どちらが近いか」

そうめんとカレーに関しては、自分が食べられる量をいまだ把握できていない数学教師
#おかわりで必ず限界突破してしまう
#この料理で腹八分目にすることが人生の課題

1⃣ 問題

AからCまで行くのに2通りの方法があります。①AからCの半円(実線)の道のりか②AからBの半円とBからCの半円(点線)ではどちらの方が近いでしょうか。

2⃣ 活動の流れ

本時は、具体的な数量の関係を、文字式を用いて表現することができるとともに、文字式の計算を考える必要性を理解することを目標にしています。

図の道のりについて説明した後、『どちらの道のりで行く方が近いかな?』と直感によって予想させ、関心を高められるようにします。

計算を進めていく場面では、生徒の自由な発想で結果を考えさせるようにします。決定的な誤り以外にはあえてふれず、机間指導をします。

・具体的な数値を当てはめる考え方
・文字において求める考え方
最低、2つの方法を取り上げたいと考えています。

具体的な数値を当てはめる考え方は、あくまで自分で設定した数値でしかないため、結果の確かめでしかないことを全体で共有する。

また、文字において求める方法も何通りか取り上げたい。文字式の導入(第1時)で取り扱った授業のため、文字の種類が増えていることや同類項などの計算も丁寧に扱いたい。

今回の授業では、文字を使った解き方を5つ板書してもらいました。
机間指導で、教師は適切な内容を、板書の位置、書いてもらう順番なども組み立てながら、選出する必要があります。

板書には、6つの考え方を書いてもらったため、生徒からの説明は要所のみにしました。
Bの考え方で、読み取りづらい内容を全体で確認したり、
BとCにおいて、共通している考え方をつなげたり
Dの式と図をリンクさせたりしました。
何度も同じ問題に対して、違う方法を確認しているので、
EやFの内容を読み取っていくときには、全体的にかなり理解している様に感じました。

最後の振り返りでは、問題作りの視点を持たせるために、新たな疑問を考えてもらった。

・面積ならどうなるのだろうか
・半円が3つになっても、同じなのか
など、生徒の自由な疑問を取り上げたい。

また、これらの疑問をすでに確認し終えている生徒には、発言してもらう。そうすることで、今後の授業でも、自ら問題を作り解決するような姿勢が期待できます。

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