101回目のプロポーズをイッキ見して

妻とドラマやアニメを一緒に観る事が趣味になっています。

一緒に観た時間が、あの時の思い出になることはいいなと思っています。

先日、観たドラマは「101回目のプロポーズ」

キャストは星野達郎役の武田鉄也、矢吹薫役の浅野温子、星野純平役の江口洋介、矢吹千恵役の田中律子、沢村尚人役の竹内力などです。

武田鉄也さんはもちろん素晴らしいのですが、江口洋介さんや竹内力さんの役もいい人すぎて感動します。

ただ、竹内力さんは現在のイメージとのギャップがありすぎて、妻が気づくまで分かりませんでした笑

噂では、竹内力さんがトレンディドラマが合わなすぎて、ストレスがすごかったとか。

ただ、役は本当に爽やかイケメンでいい感じの役です。

そして、兄思いの弟、江口洋介さんがいい人過ぎて泣けてきます。

お金がない(ストーリーの流れでボーナスを使い切ってしまったこともある)兄に小さいことから貯めていたお金100万円ほどを、結婚準備の為に渡します。

ちなみに弟は、大学生で両親がいない設定です。

コツコツと貯めたお金を兄の結婚準備のために、爽やかに渡す好青年です。

そんな兄思いの江口洋介さんが、兄のために婚約破棄された相手浅野温子さんのもとに行きます。

もう一度、兄に会ってやってほしいと。

しかも会う理由は、寄りを戻してほしいとかではなく、司法試験よく頑張ったねと一言いってほしいとのことです。

教師的に、この結果でなく過程をほめてあげてほしいと言った弟に感動しました。

浅野温子さんは弟に武田鉄也さんとは会えない事を伝えます。

その後、待ち合わせのバーで待つ武田鉄也さん。

1時間が過ぎて、バーへ弟が電話します。

「薫さん、来られなくなったって」

そうかと電話を切り、俯く武田鉄也さん。

でも、バーの方が親指を立てgood sign。

振り返ると、浅野温子さんの姿が。

流れる主題歌「SAY YES」最高です。

バーカウンターに並び、浅野温子さんが「司法試験どうでした?」と尋ね、武田鉄也さんが

「正直言ってできました。」と答えます。

僕はこの返しにすごく驚きました。

自分だったら、どんなに自信があってもそんな風には言えないだろうから。

また、1話目から不釣り合いだと少し堂々としていなかった武田鉄也さんが、変わった事を証明するシーンでもありました。

その後、浅野温子さんの姿が思い出の曲「別れの曲」を覚束ない手で演奏します。

司法試験の勉強して、バイトもして、ピアノも練習してたのかぃ!

とその努力にびっくり。

帰り道に最後のお願いをします。

「もしほんの少しでも自分の事を思っているなら、指輪をしてほしい。」

「なんでそんなに人を好きになれるの?」と問われると

武田鉄也さんは

「あなただからですよ。薫さんだからですよ。」と満面の笑みで素晴らしいセリフ。

このシーンが最高でした。

このシーン終わった瞬間に妻が、「私のセリフ言うと思った」

鈍感な僕が妻になんで?と問う。

「だって私だったらそう言ってほしいから」

なるほどと心の中でメモする僕。

小さい頃にリアルタイムで観た訳ではないけど、再放送とかでとても思い出深かったドラマ。

当時、記憶に残ってたのは馬券にボーナス全部注ぎ込んだり、婚約指輪を海に投げたり、ラストのシーンくらいのものでした。

とても冴えない中年が、美女をゲットする逆シンデレラストーリーに勇気をもらったから、好きなドラマでした。

この年になって、もっと愛情の深さや真摯な姿に学ぶ事がたくさんありました。

妻も絶賛してくれて良かったです。

#私がつくったドラマじゃないですが

ちなみに妻が一番良かったと言っていたシーンは

墓の前で、武田鉄也さんが言った

「あなたは、これからもこの人のことを思い続けるでしょう。いいんです。そんなあなたごと僕は、抱きしめるつもりです。そして僕はこの人に嫉妬し続けるでしょう。」

と言ったシーンでした。

正直な気持ちと器の大きさを感じる名シーンです。

まだ観たことのない人は是非。

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